【事例紹介】東金浄水場耐震補強工事 SUS316 H形鋼

東金市の浄水場のろ過池の耐震補強工事を施工いたしました。

今回の材料は、ステンレスのSUS316という一般的なステンレスSUS304よりも耐食性の高い材料を使用しての施工となりました。在庫品として材料がなかった為に、板を切り出して溶接して作る「溶接H形鋼」を使用しました。

さすがに、ステンレスです。 綺麗に梱包されて大事に大事に山形県より入荷されました。

弊社工場での加工は、穴加工と部材の溶接作業です。材料が硬い為に、穴を開けるのも大変苦労しました。

が、綺麗に開きました。

加工時に多くの切削油を使用した為に、仕上は綺麗にクリーニングして出荷致しました。

材料搬入状況

製品検査状況

製品検査も無事に終わり、建て込みです。

真上から吊る事が出来なかった為に、引き込みながらの作業となりました。

アンカーの穴も全てピッタリ合って、設置完了です。

写真は設置後に池に水を戻したときの状況です。ぼんやりと白く水中に見えるのが鉄骨です。

使用したボルトです。ボルトはSUS304を使用したので耐食性を高める為に、ジオメット処理を施してあります。

 

【事例紹介】東京都水道局 給水所ステンレス止水板設置工事

東京都の給水所の災害対策工事として、ステンレス止水板の設置をいたしました。
材料はSUS304で板厚が7.0tと大変珍しい板厚の材料を使用するということでお問い合わせいただき、施工させていただくこととなりました。

作業内容は
既存、又は改修するコンクリートの壁にステンレスの板で壁の高さを嵩上げして災害時にライフライン(水道)を守る為に…という事でした。
起きて欲しくはありませんが、万が一の災害のときに役に立ってもらえればと、思います。